豊中市小曽根アンダンテピアノ教室 上村です。
曲が弾けるようになるまでの時間、今回は、私が曲を仕上げられるまでの時間について、私の考えを記します。
大体古典のソナタ第一楽章、8〜10分ぐらいの長さの曲の場合
譜読みが一通り終わったな、と感じるのが1ヶ月程度。楽譜に手と目が追いつく感じ。
その頃には、弾きづらい箇所がはっきりしてくるので、
鬼のような反復練習は必須。指遣いを見直したり、レッスンで聴いていただいて、先生からコツを伝授していただくこともあります。
その後2〜3ヶ月ほど、練り上げます。
あーでもない、こーでもない、音が悪い、タイミングが変、などは、自分の音を録音して確認もします。
レッスンにも行って、曲を作り上げていきます。
レッスンには、完成形で初めて持っていくことはありません。
先生と一緒に、音楽を作り上げていきます。自分でもこんな風にしたいとか、意見を出すために、他の人の演奏も聴くし、作曲者の時代背景など、演奏以外のことも勉強します。
4〜5ヶ月目で、ようやく、テンポを上げて、自分の音色を見直して、仕上げの段階に入ります。
仕上げたら、本番!ではなくて、弾き込みます。
多分1ヶ月以上。なんなら一旦離れて、寝かす。その頃には、いい加減、嫌になってきていて、お互いのためにも冷却期間をおいた方がいいんです。知らんけど。
他の曲を同じように取り組み始めて、また違う空気感でおさらいをしてみる。
古典のソナタ、第一楽章だと大体こんな感じで、半年ぐらいかけて練習して、
「まぁ、これぐらいにしとったろ」って終わりにします。
それ以上かけてやる曲は、自分の力量に合ってないのかなぁと思います。
普段、教室もしているし、学生の頃のように練習時間が贅沢にあるわけではないので、難曲よりも、内容を表現できる曲を選ぶようにしています。
先生から、「これ!」と提案されることもあります。
一応、素直な生徒なので、「否」ということはないですが、
今やっている曲は、「タイスの瞑想曲」
「否」と指が言ってる。
分散和音キラーイ😭
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